ナンパしてたら人生変わった6

生きていく中で出会う人を選ぶことはできない。

でも、もし。
この人についていきたいと思う人に出会ったら
信じてついていくべきだ。

それが
運命を変える出会いかもしれない。

おにぎりの運命を変えたある男との物語

 

【師匠編】人生を変えた1人の男

【第一章】出会い

 

初めて彼と出会った時。
真面目な印象を受けた。

誰にでも愛想がよく
男女ともに好かれる印象。

気が利くし仕事も出来る
そんな先輩だった。

その頃の俺は残業ばかりしていた。
歳が近い周りの先輩達とも
微妙な距離を保っていた俺に対して
MKはかなり親しく話しかけて
周りとの距離を埋めるように動いてくれていた。

そんなMKと2人になった時。突然話しかけられる。

MK「おにぎりってナンパやってるんでしょ?」

おに「やってますね笑 楽しいです笑」

MK「新宿ナンパ大戦争って知ってる?」

おに「なんすかそれwww」

MK「調べてみてww」

 

よく分からないことを言っているな
くらいの感想だったが
ここから2人の距離は縮まった。

2人になるたびにナンパの話。
そして、初めてプライベートで会った時

彼の正体を知った。

ナンパ師○○

当時フォロワー1000人を超えるナンパ師だった。
彼のLINEを見て愕然とする。

『ゆき 26 上野 看護師』

なんだこれは。全く知らなかった世界を知ることになった。
ここからナンパというものを本格的に知ることになる。

 

【第二章】おにぎりの誕生

MKがナンパ師ということを知った俺は
プライベートで会う時に一緒に
ナンパをするようになっていた。

彼の口癖は決まっていた。

『PUAは女の子を楽しませないといけない』

俺の返事も決まっていた。

『俺PUAじゃないですwww』

ナンパ師には興味がなく
ただナンパをしてSEXが出来ていれば楽しかった。
仕事休みの日は、MKと昼からジムに行くルーティンができていた。

表参道のゴールド。
原宿駅からそこまでの道のりは
本来なら5分で着くはずなのに
毎回30分近くかかっていた。

 

MKは俺にナンパを直接教える事はしなかった。

「ナンパは無理やりするもんじゃないから。そんな奴じゃ女の子を笑顔にできないから嫌ならやるべきじゃない」

そして、いつも一人で声をかけ続けた。

といいつつも、彼がいなくなったら
俺も声を掛けないといけない。
2人で街にいるのにお互いソロで消えていく。
そんな繰り返しだった。

俺のナンパスタイルの軸

【楽しませるナンパ】

これはMKから教わったものだ。
だから俺は女の子に怒ったり
支配しようとしたりしない。

 

彼と出会ってから半年間。
ジムに行く途中にナンパして
ジム終わりにナンパして
家に帰って着替えてナンパして
飯を食べながら店員をナンパして
そこから終電までナンパして。

毎日ナンパをしていた。

俺は今でも、MKには勝てないと思っている。

3年前。ジム終わりに
大戸屋でホッケを食べていた。
店内には可愛い外人3人組。

MKは笑顔で手を振る。
そして「俺行ってくるわ」

ペンに電話番号を書いて渡しにいく。
そして、その日に回収をしていた。

 

『日常に出会いを生み出すのがナンパだろ?』

 

俺は彼よりも「本物のPUA」に出会ったことがない。

誰とも合流しようとせず常に完ソロで。
いつも笑顔で、承認欲求もなく
自分を高める為にナンパを続けている。

彼は言った「おにぎり有名過ぎるから俺らの関わりは隠そう笑」

MKとおにぎり
2人のナンパ師は今でも
Twitterで繋がった事はない。

だからこそ、信頼関係が生まれる。
Twitterよりももっと深い根本的な信頼関係が。

 

 

MKと出会って半年後、2017年4月27日。
「ナンパの日」
彼は俺の人生を変える行動を起こした。

MK「Twitterのアカウント作ろう。俺の周りでもこんなに即ってるやついないから。絶対有名になる。あとブログも作ろう。」

俺は答えた

おに「いやw興味ないですwナンパ師なんて俺には名乗れないですw」

MKは強かった。

MK「アカウント名何にするか〜大先生とかどう?wwwブログはそうだなー【身体は抱けても心は抱けない】にしようw」

おに「目立ちたくないのでうどんかおにぎりがいいです。。おにぎりにします。」

こうして。

『ナンパ師おにぎり』『身体は抱けても心は抱けない』ブログが誕生した。

 

【第三章】成長と亀裂

ナンパ師おにぎりのアカウントを作ってから。
変わる事なく毎日ナンパをしていた。

夏は2人で海ナンパにプールナンパ。

大阪のスト高2人にボロ負けしたり
そのままオールで海ナンパしてオンリーに振られたり。
ナイトプールで人妻をコンビ即して半年キープしたり。

最高の思い出を作っていた。

夏が終わる頃。俺は100人斬りをしていた。
もう、ナンパ師として自信に満ち溢れていた。
「目の前の女の子を抱くことはこんなに簡単なのか。みんな俺に抱かれたいと思ってるんじゃないか?」

そんなマインドに変わってていた。

そして2017年の10月。
あるイベントで2人に亀裂が入った。

 

ハロウィン。
ナンパ師が求める最高のイベントだ。

俺はMK2人で出撃計画を立てていた。

本番は平日。
その前の土曜日も出撃するとこにした。

 

そして土曜日。

俺達はMKの家でコスプレをして
渋谷でコンビをしていたが
MKは途中でソロの子を搬送した。

俺はキセクに捕まりキセク宅へ。

 

次の日。

MKの家にに私服を取りに帰った。
MKは仕事で家を離れ
昨日
MKが即った子が寝ているらしい。

 

おに「即れたら即っていいですか?」

MK「別にいいけどー」

 

こんなやり取りをしていた。
そして、俺はこの子を抱いた。
ここから、おにぎりとMKにはズレが生じていた。

 

MK「本当はあの子を即って欲しくなかった。分かるかなと思って言わなかったけど、俺の言い方も悪かったな。」

本当は分かっていた。

それでも、俺は目先の即を求めて手を出した。

 

言い訳したい気持ちもあった。
でもここで逃げても何も変わらない。
互いに分かり合うために本音をぶつけた。

おに「俺は目先の即を抑えられなくて手を出しちゃいました。すいません」

 

MKは語りかける。

MK「おにぎりはこれから沢山のナンパ師に注目されると思う。全員性格がいいわけではない。だから俺は職業とかを言ったことは無いんだよね。妬まれたりするから冷静に周りを見ることも必要だぞ。目先の即に気を取られたら本当に大切なものを失う。俺がいて良かったな~笑」

おに「そんなめんどくさいなら尚更MK以外とは会いたくないですね。」

 

目先の即は欲しい。
目の前にSEXさせてくれる人がいるのに何もしないのか。
男としてどうなのか?

でも。
女の子と友達は違う。

自分のことを助けてくれる人すら失う行為。
今後こういうことはしっかり話してから行う。

自分に言い聞かせた。
目先の即に気を取られたら本当に大切なものを失う。

これが俺が今も心に決めている信念のひとつ。

 

 

【第四章】それぞれの進化

夏が終わり、お互いに目標を見失いかけた時。
MKが決断しました。

MK「来年の大会出るからマジで身体作るわ。」

おに「俺はもう少しナンパ頑張りたいです。まだ俺はナンパ上手くなれると思います。」

互いに違う目標。
でも向かう先は同じ。さらなる高みへ。

 

それからMKはストに出なくなった。
食事も全て自己管理して
鶏肉とブロッコリーを食べてるMKを
横目におにぎりを頬張るおにぎり🍙

一方、ナンパメインの生活に変えた自分は
1月2月と空いた時間をほぼナンパに費やした。

2月の17日、時点で36get。
結果だけは出し続けてきました。

そして久しぶりにMKと合トレをした。

海外遠征のミーティングと兼ねて、久しぶりのトレーニング。
誰がどうみてもカッコいい身体に
進化してるMKを見て
嬉しさが止まらなかった。

自分がナンパばかりしてる間に
ここまで追い込んできたこと
一方で自分の身体はかなりたるんでることに
情けなさを感じた自分に対して
彼はこう話した。

MK「おにも俺も間違ってないよ。俺は筋トレで、おにはナンパで互いに更に成長して夏を迎えるって決めたじゃん。これまでの道のりは必ず結果に出てくる。ナンパで結果出し続けてきたおにさんがいるから俺は遠征の時何もしない。ポージングだけしてるから、おにの力で俺に即らせてよ。」

MK「俺らがこうやって別の道を極めていくことで、今度は互いに共有出来るでしょ。俺らが完璧に仕上がるまでにもう一年もいらないよ。」

 

俺は出会った人に恵まれた。
自分のナンパスタイルや考え方のベースがMK。

無理やり完ソロしろと言われ続けたおにぎり。
ネトナンで簡単に即れるようになった俺を
ストリートに連れ戻してくれたり。

ここまで影響を与えられる人に
出会うことは少ないと思う。

 

【第五章】新しい人生

1年程前。たまたま駅でMKとあった。ホーム上で声掛けしてるMKはいつまでも変わらないな。そんなことを考えていた。

そして俺に気がついたMKと少し立ち話をした。
そこで、彼から出た言葉は予想外のものだった。

 

 

「俺、仕事辞めるわ。」